2023/01/02

「2022年の出来事に感謝し2023年全力で走り始めるためのけじめ」（週刊生コン 2023/01/02）

週初めの月曜日の日課となっている「週刊生コン」はたまさか昨年と今年を切り替えるタイミングでもあり「2022年の出来事に感謝し2023年全力で走り始めるためのけじめ」となった。（※トップイラストはイメージキャラクター「オワコンちゃん」の作者から寄せられたお年賀）

週刊生コン（2023/01/02）

一部コンクリにせず全部オワコンの方が安かった

手前が非透水性の生コンクリート（土間コン）が施工され、奥は透水・保水性コンクリート「オワコン」で舗装されている。
関連記事：【福岡】「全部オワコンの方が安かった？同じ現場で土間コンも施工されたからこそわかる両者の違い」all round

え？水を通さない（非透水）土間コンではなく、全部オワコンにしちゃった方が安くなるって本当？？

簡易駐車場（～20m2の場合）の他材料との比較
材料	工事を依頼	DIY	透水性能	ＤIY難易度
砂利＋防水シート	10万円	4万円	〇	★
土間コン	15万円	5万円	×	★★★★★
旧製品ドライテック	22万円	15万円	◎	★★★★
オコシコン	20万円	13万円	◎	★★★
オワコン	9.7万円税込（※）	4万円	◎	★★

「オワコン・工事を依頼」以外は税別です。

※障害物撤去は含みません。
※掘削・残土処分・下地工など事前工は含みません。
※当社旧製品「ドライテック」の取扱は終了しました。

コスト比較でもわかるように、「施工が簡単」（外部から応援要員を依頼する必要がない）ことからもコンクリよりもオワコンの方が安価に済むことがわかっている。「オワコンは土間コンよりも高くなる」と豪語する施工者に対しては生コンポータルから施主に代わって交渉（説明）を代行もしている（相談フォームから受付）。

いや、本当にお施主さんの一生に一度のお庭づくりに寄り添ってお仕事をされているall roundさんのような方は「コンクリよりもオワコンの方が安い」って説明されるんだ。
その理由は、「（非透水性の）土間コンは1日4〜5人かかるけど、オワコンは1時間1〜2名で終わっちゃう」からなのさ。

2023年は「親孝行でオワコン」どうでしょ？

お一人で暮らすお母様のことを慮った娘さんが「オワコン」を排水・雑草対策として採用。事実、その後の大雨でも溢水はなく、雑草も生えてこないため庭の手入れも随分と楽になったそうだ。

なんて素敵な母子愛なの！？
高価なダイヤモンドやお手紙も嬉しいけれど、実際に暮らす人が毎日のように苦しむ雑草とかぬかるみ・水たまりを解消してあげるなんて、きっとお母様も喜んでくださったはずだねー！

透水・保水性コンクリート「オワコン」の透水性能は姉妹製品「オコシコン」なみの「ほぼざる」だ。

生コンビニⓇ DIY向け資材価格一覧
	単価	送料	置き配	最低注文数量	(参考) 市況価格
オワコン ※1	20円 /kg	込	可	2000kg ※3	-
ドライテック（透水コン）	40円/kg	込	不可	2000kg	-
オコシコン（透水コン） ※1	30円 /kg	込	不可	2000kg	-
砂利・砂・砕石 ※1	15円 /kg	込	可	1000kg	56円 /kg
乾燥生コン・乾燥モルタル ※1	20円 /kg	込	可	1000kg	33円 /kg
固まる砂・防草砂（乾燥モルタル）※1	20円 /kg	込	可	1000kg	33円 /kg
生コンクリート ※1	20円 /kg	込	不可	1150kg	33円 /kg
バルチップ	5000円 /1袋	別	可 ※2	1袋	-
置くだけ土間コン・ドットコン (1枚あたり0.81m2)	5,000円 /枚	別	可 ※2	1枚	-
ヌルコンDIYキット駐車場1台分	17,000円 /kg	別	可 ※2	1セット	-
ヌルコンDIYキット駐車場3台分〜	52,000円 /kg	別	可 ※2	1セット	-

DIY向け資材を購入するメリット

・重い袋タイプを運ばなくても、資材が自宅までトラックで届きます。
・工業規格と同じ配合なので高品質です。
・「DIY助っ人」（経験豊富な施工者を派遣）は 5万円/人/日全国対応

DIY向け資材購入の注意点

※1　注文ロットは500kg刻みとなります。
※2　配送業者へ別途ご指示ください。
※3　オワコン2000kgで約1.0ｍ³です。
※　お支払いはpaypay、現金にて当日または事前決済となります。
※　必要数量をお知らせください。お見積りします。

※　生コンビニではドライテックの取り扱いは終了しました。改良品「オコシコン」をご利用ください。

DIY助っ人派遣

熟練の施工経験者があなたのDIY施工をお助けします！

費用は50,000円（税別/1名/1日）です。

こんなお悩みでDIYを躊躇していませんか？

　・一人だけの施工じゃちょっと心細い
　・普段DIYしないから勝手がわからない
　・体力的にやりきれるか不安　　　etc...

熟練のオワコン/オコシコン施工経験者とDIYして、理想のお庭を手に入れませんか？

お問い合わせはこちらから（相談フォーム）

「腹痛」と一緒で、「雑草」も「水たまり」も住んでる人じゃないとわからない悩みなんだ。
そのまま不衛生にしておくと、害虫や糞害といった問題も生じるからめんどいよね。
DIYなら一桁万円とかでそんな悩みを解消してあげることもできる。
2023年は「親孝行ならオワコンで！」を広げていきたいね！！

シリーズ「オワコンその後どうなった？」

関連記事：駐車場として完成したオワコンその後の様子。割れ・凹み・陥没といった不具合は？？」
先週から「オワコンその後どうなった？」（施工直後ではなく、数ヶ月・数年経過した様子を紹介することで安心を提供）が本格的にスタート。

これ、あたし、とってもいいことだと思うよ！
みなさん知りたいのはオワコンの「いいとこ」じゃなくて、「実際に住み始めてどんな風になるか」を擬似的にも体験することだと思う。
素晴らしい企画だね！！

昨年から生コンポータルに参画したゆきちゃん（おおはらゆき）が現場を訪ねてその後の撮影と解説をした動画。

だよねだよね、オワコンちゃん。
僕も、このゆきちゃんの動画を見ててそう思ったんだ。
みんな、施工直後の新品・綺麗なオワコンを見たいんじゃなくて、自分が暮らしてから実際にどんなふうに変化するかを知りたいよね！

これかrまお #short や blg で積極的に紹介していくつもりさ！！

2022年締めくくり

関連記事：「2022年透水性コンクリート（オコシコン/ドライテック）書き納め」

関連記事：「2022年残コン書き納め」 #JISを変えよう

先週は当社事業である透水性コンクリート（オコシコン/オワコン）と残コン（残コンステーション/イワモル他）を総括する「書き納め」を行った。

こうやって1年を総括するのは宮本さんの例年の行事になってるんだよね。
新年を迎えるに当たって当社事業がどこを目指すのかを確認する上でもとってもいい習慣だと思います！

2023年の抱負

また、翌日の日曜日には振り返りをもとに2023年の抱負を「書き初め」として3編UPした。

「2023年透水性コンクリート（オコシコン）書き初め」

「2023年透水性コンクリート（オワコン）書き初め」

「2023年残コン（残コンステーション/イワモルetc）書き初め」

ありがとう、オワコンちゃん！
今年で8年目を迎える「blg毎日3本以上UP」は1週間、1ヶ月、1年単位で振り返ると本当に大きな貢献と成果をあげていることがわかるんだ。
そして、身の回りにいる人たちがいかにかけがえのない存在かについても知ることができるんだね。
今日は1月2日、もう正月気分はなるべく脱ぎ去って、平常通りに「コンクリートをもっと身近に」僕たちの使命に立ち戻って活動を再開したいと思います。

オワコンちゃん、オワコーン。
引き続き「伝える」情報発信をよろしくねっ。

オワッコーﾝ‼︎

作者・宮本充也

オワコン工事一式原価例
（生コンビニ仕入れ配送料無料）

◆施工面積40m2

材料費 (配送料無料)	80,000円	40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費	70,000円	2名 x 35,000円(日当)
諸経費	7,500円	5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合　計	157,500円

※単価：165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費 (配送料無料)	120,000円	60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費	95,000円	2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費	10,750円	5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合　計	225,750円