長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/07/05

【地方創生】「《ペットボトルの水より安い》《運賃込み》 【生コン】 は《ネット小売》と《地場産業》が組む事で革命を起こします」

【地方創生】「《ペットボトルの水より安い》《運賃込み》 【生コン】 は《ネット小売》と《地場産業》が組む事で革命を起こします」

「ペットボトルの水より安い」「運賃込みで届く」そんな工業製品て世界中探しても存在しない。そう、生コンクリートだ。誰でもない僕たちコンクリート産業(製造・施工)こそ気づかなければならない事実。誰1人取り残されることのないWINな循環を目指せ。



【運賃】ネット小売がHCに勝てない理由

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ネット小売との協業も久しいが、よくよく聞くお話がホームセンターにどうしても勝てない理由が「運賃」

確かにスクショにもあるように、Amazonで砂利を30袋購入するだけで運賃が4万円もする。

おいおい、お品代より高いでっせ、である。

こりゃ、やっぱり、よほどの理由がない限り人々はネット小売ではなくホムセンを選ぶだろう。

お品代で生コンvsホムセンは?

そして、生コン屋さんの僕は気づく。

仮にホームセンターで「お品代だけ」で購入した場合の砂利のトン単価ってどのくらいなんだろう?

砂利11,940円/540kgだから、22,111円/ton

ここで、業界関係者ならわかるはずだ、たっ、高っ。

砂利が2万円もするの? である。

一方の生コンクリートってトン単価いくらくらいなんだろう。

全国各地それぞれの地域で全く別の価格が形成されている生コンクリート。

ここでは仮に2万円と設定するとして、2万円 ÷ 2.3(ton ※ 密度) = 0.87万円。

生コン:8700円/トン

砂利よりも安いじゃん!

となる。

ホムセンの砂利よりも安い運賃込みで届く生コン。

そう考えると、物事の組み立て方次第で実は圧倒的に安い製品は生コンであるということがわかる。

さらに、こうも考えることができるはずだ。

ネット小売 with 生コンが最強

だって、ネット小売の弱点が運賃ってことなら、運賃が込みで流通している生コンをネット小売が扱ったら最強ってことがわかる。

ホムセン、絶対勝てません、みたいな。

ネット小売( IT企業)の集客力と運賃込みでも安い生コン産業が組む。

相互補完感ハンパない。

おそらく、革命的な業態が生み出されることになるだろう。

ホームセンターも真っ青みたいな。



ペットボトルの水よりも安い生コン

で、さらに生コンクリートその安さをじっくり分析する。

鹿島の坂田昇さんは講師で大学などに招かれると学生たちに必ず聞く質問があると思う。

「このペットボトルの水500mlは100円で買えます。1 tonにすると200,000円ですね。さて、工業製品生コンクリートは一体1 tonいくらでしょうか?

およその学生さんは5万円〜20万円の範囲で答えるそうだ。

先ほどの袋入りの砂利と同じことだ。

単位を変えるだけでセンサーがボケる。

生コン:8700円/トン

2桁違いで生コンの方が安いって答えになる。

ヒー。

生コン、ペットボトルの水よりも2桁違いで安い!

2桁違いですよ。

その辺のコンビニで売ってる水よりも2桁違いで安いんですよ生コン。

さすがは水の次に流通する材料(商品とも言えるか)は、なんと水よりも安いのだった。

工業製品だっつーのに。

普段の僕たちの販売先はゼネコンや工務店だ。

この事実を教えてやりたい。

あなた方(ゼネコン・工務店)の買ってる生コンは世界最強に安い

ただ、実際のところは購買担当者は随分と上から目線で高いだの安いだの公爵を垂れ、売り込みにわざわざお越しいただいている営業担当者を締め上げる。

パワハラもいいとこだ、それ。

世界一安い商品を「買わせていただいている」身分で偉そうだ。

わかったか。

お詫びしろ、である。



【生コン】ゼネコンとか役所とかを相手してたからだめ

そんな圧倒的に安い、世界最強に安い、「生コン」様だが、本来の価値を取り戻すためにはゼネコンとか役所を相手してたらダメだ。

今朝、中学からの友達 瀧くん(伊豆の食材をふんだんに用いたカレーでお馴染み)と一緒に酪農王国オラッチェの西村社長を訪ねた面談中に気づいたことだ。

既往の産業構造は硬直化し閉鎖的であり極めて流動性が低い。

そんなところで頑張ったとしても成果は生まれにくい。

だったら思い切って離れちまえ。

それが、庭コン・生コンポータルの強みじゃないか。

冒頭で示したように、流通はネット小売と組む。

(既に、庭コン・生コンポータルは自前の流通をも有しているし、エクスショップ他とも協業中)

で、販売先はふんぞり返って脳みそ壊死してるゼネコンとか役所とか無視して消費ラストワンマイル。

つまり、一般消費者。

その辺にいる誰も彼も。

そんな構想。

放置竹林とコミュニティの雑草対策と生コン(オワコン)

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放置竹林の根は周囲へと侵出し、そこに生育する樹木の健全な成長を阻害します。 また、多くの植物はより背が低いために陽光を遮られ、やがて枯死していきます。 山城地域では山の頂上までが侵入したところも見られ、放置竹林の拡大を防止すること、伐採したを資源として有効活用することが重要な課題となっています。竹林について考えます - 京都府


面談も最終局面、西村社長からこんな話題が飛び出した。

放置竹林という問題がある。

特に伊豆地方のように比較的穏やかな、都会じゃない地方。

そして、御多分に洩れず人口流出が続く地域。

竹林を管理する人手不足に悩んでいる。

そんでもって、働き手が少ない(人手不足)もんだから、容赦なく繁茂する雑草に苦しんでいる人々。

いわゆる、一般大衆

それら全てを組み合わせ市場とする。

そんなアイデア。

竹チップをコンクリート混和材として適用すればいいじゃん

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お伺いするに、放置竹林の間伐材の用途(竹チップ)に地方のコミュニティは慢性的にお困りだという。

丹那地域を含む伊豆地方も例外ではない。

それは全国各地の共通課題だという。

ピンと閃いた。

生コンって、そもそも、副産物とかゴミとかどんとこいじゃん。

竹チップそのまま生コンに残コンやら何やらごった煮で混ぜちゃってオワコンにしちゃえばいいじゃん。

竹チップ入りオワコンを全国へ

発生した竹チップを「いいお値段(やっててよかったって思えるお値段)」で生コン工場(例えば当社)が購入する。

それをなるべく多く混和材利用した生コンでオワコンを作る。

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オワコンとは水を透し保水もする資源循環型生コン)

地域の温泉排水を利用して製造したっていい。

⚫︎参考記事:【生コン温泉番付】「生コン屋さんのご当地自慢?! 伊豆長岡温泉で生コンクリート練ってみました」

その竹チップ入りオワコンを、コミュニティみんなの困りごと「雑草対策」に「いいお値段(ペットボトルの水よりも安い)」で販売する。

(生コン屋さんもウハウハ)

地域の人たちで自分達の地域の雑草対策を放置竹林問題の対策の末に発生した竹チップ入りオワコンで舗装する。

安い。

それからずっと草は生えてこない。

水害対策にもなる。

みんなハッピー。

経済がグルリ1周する。

なんなら、竹チップ入りの生コンをオワコンにするのにご当地で発生している糠(ぬか)を利用してもいいかも。

⚫︎参考記事:【徳島】「副産物 《こめぬか》 と 《残コン》 が出会うことで生まれる新しい循環」松尾建材・安藤ハザマ

もういっちょ、CO2をふんだんに吸収固定CCUS(Carbon Capturing & Utilization Storage)しちゃえば、地域で発生した CO2まで地産地消しちゃえる。

循環しちゃう。

ここまで書いてて気づきました。

これ、やばいかも。

ガチでカーボンバレーとして伊豆地域に世界中の熱視線が注がれるかも。

ゼロカーボンシティの補助金とか、地域でグリーンボンドの起債とか、全然いけるかも。

⚫︎参考記事: 「町おこしとか、地方創生とかについて、コンクリートを通してできることメモ」

そして、最後に気づいたことがある。



生コン工場は世界中どこにでも暮らしや人がいるところにある

当社生コンポータル(有限会社 長岡生コンクリート)の最大の強みは日本国内の1000工場(全体で3200工場)と連携しているってこと。

例えば、上記構想が完成したとしたら。

おそらくだけど、世界中どこへ行っても、米糠(あるいは糠)がない地域はないだろうし、 CO2がない地域も、雑草や放置竹木林問題がない地域も、そうそうないだろう。

生コン工場も「水のつぎに流通する」と言われるマテリアルだ。

世界中にある。

世界中、人が暮らすところ全部、この構想は再現性があるってことだ。

そう考えると、これ、きちんと形にしないと申し訳ないのではないだろうか。

口だけカーボンニュートラルとかSDGsとかESGとか。

死ねって感じだ。

なんちゃってSDGsさんたち全員全裸で仕事しろって感じだ。

車乗るな。

呼吸するな。

一方、「水のつぎに流通する材料」「水よりも安い世界最強の商品」生コンと地域の発生材を組み合わせて新しい付加価値(インフラほか)を生み出す。

この循環。

きっと多くの人々が喜んでくれる。

生コン工場があるからできる。

資源循環型社会ハブとしての生コン産業。

産業の再定義。


新興企業のネット小売・IT企業

そして、地域に根差した既往の産業コミュニティ(一般大衆)。

タッグを組めば奇跡が起きる。

「また仕事が楽しくなってきた」

西村社長、そうおっしゃってましたが、激しく同意っす。

面談中ずっと鳥肌実でした僕。

再会できてよかったっす。

やっぱいるんですね、地域には、タレントが、使命感をもって働いている本物が。

こうして普段全く違う仕事をしている人が地域の中だけでなく外も含めてみんなで自分の仕事に専念していると自然と循環が生まれる。

そうすると生まれる理想郷。

そんな伊豆地方でまずはそんな理想郷を作りましょう。

そんでもって、次は、地球全体にお薦めしましょう。

やる気俄然出てきたっす。



宮本充也

オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)

◆施工面積40m2

材料費
(配送料無料)
80,000円40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費70,000円2名 x 35,000円(日当)
諸経費7,500円5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合 計157,500円

※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費
(配送料無料)
120,000円60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費95,000円2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費10,750円5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合 計225,750円

※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2


宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

webリフォームローン
土間コン相見積キャンペーン
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除草LP
オコシコンとドライテックの違い
オワコンとオコシコンの違い
生コンデスク
あとじゃん先生
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