2022/11/29

【徳島】「広大な敷地であればあるほど水勾配（排水）による高低差が深刻な問題となる」松尾建材・北岡左官

徳島県吉野川市。施主より駐車場を平らにしたい、水勾配をつけたくないため透水性にしたい、という要望によりオコシコン採用。8t車を入れるので厚さを130mm厚とした。
製造：松尾建材（担当：藤岡宏三）、施工：北岡左官（担当：北岡俊範、130m2、130mm厚、5名、4時間、タイムラプスあり、YouTubeあり）

8t車が乗り入れるオコシコン駐車場

オコシコン（旧ドライテック）施工Before

施工Before。8t車の乗り入れが想定される駐車場を水勾配無しで平らに仕上げたいという施主の要望から130mm厚でオコシコンを施工することとなった。

うわー、敷地が広くて立派なお屋敷だねー。
こんなに広いと水勾配（通りに設置されてある排水設備に向かってなだらかな傾斜をつける）なんかあったら高低差で大変だよねー。

https://tetsu-blog.org/water-gradient/

だからこそのオコシコン（旧ドライテック）が採用されたんだ。
水勾配の延長が長ければ長いほど、高低差は相当になるからね。
旗竿地とか奥まった敷地なんかでは度々問題になるのがこの水勾配なんだね。

オコシコンはこうして届く

変態社長（松尾社長）率いる松尾建材グループは徳島・香川エリアでオコシコン（旧ドライテック）の製造にも取り組んでいる。ヒートアイランド抑制や水資源の自然循環を考えた場合、SDGsを標榜している企業であれば当然のように透水性コンクリートの製造をしているはずだ。

オコシコンって、全国各地の生コン屋さんで取り組んでいるんだねー。
生コンポータル20年の透水性コンクリート事業（ドライウェイ、ドライテック、オコシコン、オワコンetc）の継続は全国800の製造工場に支えられているだね？

ベース配合のコンクリートにキープロダクト「オコシ材」を投入している様子。各地の生コン工場らの力によりオコシコン（旧ドライテック）は各地に透水性コンクリートの輪を広げている。

オコシコン（旧ドライテック）に関しては生コン工場がメーカーなんだ。
生コンポータルはそんな各地のメーカーのために集客（マッチング）やキープロダクトやノウハウの提供（現場立ち会い）を行っているんだね。
それでは、施工を見ていこう！

駐車場オコシコンの施工

レーキや定規などで平坦性（平らさ）を確認しながら敷設し、その後を振動プレートなどで締め固めることで仕上がり。施工はその繰り返しとなる。

敷設、均し、締め固めの繰り返しもいよいよ終盤戦となり、平らな駐車場の全景が見えてくる。

いよいよフィニッシュだね。
それにしてもこれだけ広大な敷地のポーラスコンクリート（オコシコン/旧ドライテック）だけど、とっても順調に仕上がっているね。
やっぱり、開発者の宮本さんがドライテックをアップグレードさせた「オコシコン」だからこその性能なわけ？

オコシコンはドライテックの保湿性を向上させることで骨材飛散を防止してます

旧ドライテック時代に発生した骨材飛散（小石ポロポロ）をリペアマンで補修する前工程の写真。

DIY施工中に材料が乾きセメントの硬化不良が原因で発生した骨材飛散（小石ポロポロ）に関して名指しで当社らの対応を批判している動画。

ま、またっすか汗。
そうそう、こちとら無料でわざわざ交通費までかけて現場に立ち会って差し上げたのにここまで逆恨みされるとはモテる男は辛いってやつ？
冗談はさておき、小石ポロポロはプロ施工者でも結構苦労するクレームあるあるだったんだね、旧ドライテック時代のね。。
保水性を改善することで俄然施工しやすさが向上した「オコシコン」は施工者目線・現場目線で品質改善した材料だから、今回も見事綺麗に仕上がっちゃうってわけさ。

真っ平らなオコシコン駐車場完成！

オコシコン駐車場施工After。カーポートの柱にもたれかかる作業者の様子は「オコシコンの施工楽勝」を物語っている。保水性を帯びたオコシコンは旧ドライテックに比べて施工者らの負担を軽減、つまりはクレーム減に直結している。

ぎっしり目の詰まったオコシコン接写写真。美しく仕上がるオコシコンの原点は素材だ。生コンポータルでは旧ドライテック時代には改善できなかった保水性を開発者である宮本自身が現場の声をヒアリングしアップグレードさせたのがオコシコンだ。

す。すごいキレーーー。見事だね。
素材が改善されることで、こんなにも美しいテクスチャになるんだーーー。
ねえねえ、オコシコンも購入を検討したいんだけど、どーすればいいの？

透水性コンクリート（オコシコン/オワコン）購入方法

①「庭コン」お庭づくりは0円マッチング

そんな美しいオコシコンをお求めなら、相談フォームに問い合わせてね。
全国2500の製造・施工店ネットワークを駆使して無料で最寄りの親切なお店を紹介してもらえるよ。
それに、あとだしじゃんけんワークス（専用フォームによる無料見積・相見積相談）があるから便利で安心だね。

②「生コンビニ」コンクリートをもっと身近に

生コンビニⓇ DIY向け資材価格一覧
	単価	送料	置き配	最低注文数量	(参考) 市況価格
オワコン ※1	20円 /kg	込	可	2000kg ※3	-
ドライテック（透水コン） ※1	40円 /kg	込	不可	2000kg	-
オコシコン（透水コン） ※1	30円 /kg	込	不可	2000kg	-
砂利・砂・砕石 ※1	15円 /kg	込	可	1000kg	56円 /kg
乾燥生コン・乾燥モルタル ※1	20円 /kg	込	可	1000kg	33円 /kg
固まる砂・防草砂（乾燥モルタル）※1	20円 /kg	込	可	1000kg	33円 /kg
生コンクリート ※1	20円 /kg	込	不可	1150kg	33円 /kg
バルチップ	5000円 /1袋	別	可 ※2	1袋	-
置くだけ土間コン・ドットコン (1枚あたり0.81m2)	5,000円 /枚	別	可 ※2	1枚	-
ヌルコンDIYキット駐車場1台分	17,000円 /kg	別	可 ※2	1セット	-
ヌルコンDIYキット駐車場3台分〜	52,000円 /kg	別	可 ※2	1セット	-

DIY向け資材を購入するメリット

・重い袋タイプを運ばなくても、資材が自宅までトラックで届きます。
・工業規格と同じ配合なので高品質です。

DIY向け資材購入の注意点

※1　注文ロットは500kg刻みとなります。
※2　配送業者へ別途ご指示ください。
※3　オワコン2000kgで約1.0ｍ³です。
※　お支払いはpaypay、現金にて当日または事前決済となります。
※　必要数量をお知らせください。お見積りします。

植栽周りの雑草対策とマルチング機能を期待してDIYされたオワコンはオコシコン同様生コンビニから気軽に手に入れることができる。

そしてやっぱり生コンビニの特徴はその手軽さだよね！
注文フォームに必要事項を記入して送信するだけで生コン車がやってきて配送料込みでざざざ〜って持ってきてくれるんだもん。
DIYerにとってはそりゃものすごく楽ちんだね！！
本当に、コンクリートは身近になったんだね。

コンクリートをもっと身近に

https://youtu.be/H3VtFDG6Rqg

奥にオワコン、手前に旧ドライテック（現・オコシコン）が採用された駐車場は今も健全に車両の乗り入れが日々行われている。

やあやあ、オワコンちゃん、オワコーン、お勤めご苦労様。
さっき、残コンステーションについてがっつり長めのblgを書いちゃって（ぶりがついた）朝からちょっぴりお疲れ気味の宮本さんだぞっ。
オワコンちゃんも言ってくれたように、ずいぶんコンクリートは一般に身近な存在になったものだよね。
そもそも、コンクリってコンビニとかドラックストアとかで売ってないじゃん？
でも、よくよく計算してみると、小売店で販売されているペットボトルの水よりも安いのが輸送費込みのコンクリなんだよ。
これって、もっともっと身近になるべきだと思わない？？

「コンクリートをもっと身近に」
水より安いコンクリートがこんなにも一般の人たちの身近な問題解決（水勾配やぬかるみ、雑草対策など）のお役に立つ。
これまではあんまり「知られていなかった」よね？
つまり、ここでも「知られていないのは存在していないのと同じこと」という至言に突き当たるのさ。
だから、「知らない」を「知っている」に。
生コンポータルの使命だね。

さあ、引き続きオワコンちゃん、オワコーン。
pr活動よろしくちゃんです！

オワッコーﾝ‼︎

作者・宮本充也

オワコン工事一式原価例
（生コンビニ仕入れ配送料無料）

◆施工面積40m2

材料費 (配送料無料)	80,000円	40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費	70,000円	2名 x 35,000円(日当)
諸経費	7,500円	5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合　計	157,500円

※単価：165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費 (配送料無料)	120,000円	60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費	95,000円	2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費	10,750円	5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合　計	225,750円