2024/05/25
打設中1日でCNコンクリート舗装に大型車両が乗り入れちゃってましたが問題ありませんでした
静岡県三島市。伊豆半島の玄関口三島駅目の前に登場したCNコンクリート舗装(2024/05/22打設)は早くも大型車両の進入を許していた! CNコンクリートが秘める性能や価値についてご紹介。
CNコンクリート見学会から中1日
公道ですからいつでも皆さんにおかれましてはその性能をご見学ご体験いただけますー。。
ん? 中1日で大型載ってる?!
こちら、加和太建設新社屋脇の三島市公道には、敷地内の構造物に用いられるためのCNコンクリートを積んだ生コン車が早くも乗り入れをしていた(2024/05/24)。残コンCCU100kgを砂置換で配合し結合材を高炉セメントB種、骨材を残コン粒状化再生骨材としておきながらも、大型車の乗り入れを翌々日に許す強度発現が確認された。
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CNコンクリートの特徴は「白」
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手前がCNコンクリートで奥が普通コンクリート。色の違いは歴然で、高炉スラグやCCU微粉末や骨材に析出した炭酸カルシウムの影響と考えられている。
「眩しいからサングラスを買った人がいます」
現場を管理されていた加和太建設職員の方からクレームとも捉えられそうな「眩しいからサングラスを買った人がいます。これから迎える夏本番が不安です」という発言を受けて宮本さん、「どうぞアスファルト舗装と触り比べてみてください」。
あれ? 冷たい!
コンクリート舗装はアスファルトなどに比べて路面温度の上昇を抑えることがわかっている。さらに、夏場散水を行うなどで路面温度の差は10度以上隣敷地周囲との温度差から気流が生じ微風が吹くなども体験したことがあるなどの説明を受けてようやく環境負荷低減方コンクリートCNコンクリートの真骨頂をご理解いただけたようだ。「夏が楽しみです!」
加和太建設新社屋で体験できます
なお、そんな素敵なCN体験(ここを起点とし太CNツーリズム構想が始まっている)はいつでも加和太建設新社屋(https://maps.app.goo.gl/UU477Xoi3jDybLf66?g_st=ic)で楽しめる。
各種CNコンクリートご相談は「生コンビニ」
生コンポータルでは各種CNコンクリート(クリンカー抑制、CCU、DAC)のご相談を「生コンビニ」で受け付けている。各地行政など地方公共団体の担当者でご興味・ご関心がおありならいつでもご連絡を受け付けてます。
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
※ 「当社旧製品(ドライテック)にお困りの方はお問い合わせください」
※ ヌルコンの表示価格はシーラーセットです。不要な場合はお申し付けください。
※「生コンポータル」「生コンビニ」(当サイト)では原則対象を個人事業主・法人として販売を行っており、 DIYer様からのお問い合わせといたしましても個人事業主・法人対象のサービスを提供いたします。
なお、個人様からのお買い求めは事前振り込みを原則とし、生コン車の拘束時間(30分以内、超過する場合は所定の位置に荷下ろし) 他をご理解いただいた上でのサービス提供とします。
生コンデスクフォーム
なお、注文はWEBで完結。
CNコンクリートもJOIS・生コンキャンプ生まれ
オン・オフラインで交流するJOIS・生コンキャンプではCNコンクリートをはじめコンクリートの新たな可能性を探求する各種プログラムが並走している。
「コンクリートをもっと身近に」
このCNコンクリートについては多分に専門的な知識が複合的に組み合わさった伝えにくい内容だとしてもしつこく丹念にわかりやすく伝わるように努力するのが僕たちコンクリート産業の務めと心得ているよっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。