2023/12/06
図面に【流動化処理土】とあったら迷うな! シブヤでも始まるCLSM【イワモル】について
透水性コンクリートといったら「パーミアコン」のように、地下構造物・空洞の埋め戻しといったら「流動化処理土」など図面に記載されているケースが多い。現場代理人にとっては初のケースなそんな時、現場サポート「生コンビニ」なら仕入れ先が簡単に見つかる。
図面に「流動化処理土」なら「イワモル」
シブヤのイワモル案内①
渋谷建材では案内を準備しいよいよ本格的に製造・出荷が始まる。
シブヤのイワモル案内②
現在積極的に製造に携わっている生コン工場は、シブヤの他にICC(生コンポータル経営参画)、白石建設(岡山県岡山市)、松尾建材(徳島県)、さらには大分総合建設他でも現在製造・出荷の準備が進んでいる。
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CLSM「イワモル」とは?
そもそもCLSMとはアメリカACIで規格・基準を整備しているControlled Low-Strength Materialのことで、強度が0.3N/mm2以上などコンクリートがカバーしていない低強度領域の製品であり、我が国日本では流動化処理土がカバーする分野に向けた製品のこと。
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図面に出てくる流動化処理土って一体何?
流動化処理土( 流動性のある処理土 )は大量の水を含む泥水(汚泥)に固化剤を加えて混練することにより、高い流動性を持たせた土粒子配合の安定処理土で、締め固め機械による施工が困難な狭い空間などの埋戻し、裏埋め、充填などに用いられます。 また、液状化対策としても有効です。(引用:クリーンセンター花泉)
つまり、CLSM「イワモル」はそのまま流動化処理土の代替品として採用可能。
生コン屋さんから手に入る「イワモル」
シブヤも生コン屋さんであるように、CLSM「イワモル」は身近な生コン工場で手に入る可能性が大きい。図面に馴染みのない「流動化処理土」と記載されている場合には現場サポート「生コンビニ」から入手可能。
流動化処理土他CLSM「イワモル」は「生コンビニ」から
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固 | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オワコンの素(Y弾) | 10,000円 /1m3分 |
別 | 1袋 |
バルチップ | 5000円 /1袋 |
別 | 1袋 |
ドットコン型枠 (1枚あたり0.81m2) |
3,800円 /枚 |
別 | 1枚 |
ヌルコンDIYキット 駐車場1台分 |
17,000円 /kg |
別 | 1セット |
ヌルコンDIYキット 駐車場3台分〜 |
52,000円 /kg |
別 | 1セット |
オワコン袋タイプ(オワモル) | 1,500円 /袋 |
別 | 1袋 |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
生コンデスクフォーム
現場サポート「生コンビニ」では生コン工場であれば製造可能な「イワモル」の全国配送のお手伝いを行なっている。図面に流動化処理土とあったら迷わずご連絡ください。
「コンクリートをもっと身近に」
やれやれ、連日連夜の飲み会・パーティーが祟って流石の宮本さんも床に臥してましたがコロナもインフルも陰性ということではありますが、明日に引き摺りたくないので病院の外の椅子で診察待ちながらブログ書いてる宮本さんですっ。まあ、そんなお茶目な宮本さんですが、コンクリ界隈ではかなりお役に立てると自負してますので、現場を預かる技術者の皆さんは、もしコンクリのことでお困りになられましたら遠慮なく連絡をくれたまえっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。