長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2023/12/09

CLSM(残渣式流動化処理土やイワモル)での廃止管充填は人目に触れない(伝わらない)がボトルネック

CLSM(残渣式流動化処理土やイワモル)での廃止管充填は人目に触れない(伝わらない)がボトルネック

廃止管充填などに用いられるCLSM:Controlled Low-Strength Material(残渣式流動化処理土やイワモル)の普及を妨げるボトルネックは「見えない」となる。だからこそコンクリート産業の「伝える」情報発信のあり方が問われる。



人知れずCLSMで充填される廃止管を【伝える】

イワモル

本日はイマイチ人目につきにくく、認知も広がりにくいCLSMで地中廃止管充填のご紹介ですぞ。
CLSMとは、アメリカACIで規格・基準が定められている、Controlled Low-Strength Materialの略で、我が国では残渣式流動化処理土や「イワモル」「まさ固」などが挙げられますぞ。

CLSM(流動化処理土)Before

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廃止管充填Before。見た目、一般の方には何が起きるのか全くわからない。「コンクリートをもっと身近に」を達成していく上でのボトルネックと言っていい。

だからこそ「伝える」情報発信

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地面の中、つまり人目につかない場所で起きていることをあえて「伝える」情報発信が、橋やビルの基礎資材として活躍していながらも適切に評価を受けにくいコンクリート産業の使命として生コンポータルは活動している。

材料は「生コンビニ」から

現場サポート「生コンビニ」
単価送料最低
注文数量
オワコン 30,000円~
/m3
0.5m3
オコシコン 40,000円~
/m3
0.5m3
まさ固 20,000円~
/m3
0.5m3
生コンクリート 25,000円~
/m3
0.5m3
オワコンの素(Y弾) 10,000円
/1m3分
1袋
バルチップ 5000円
/1袋
1袋
ドットコン型枠
(1枚あたり0.81m2)
3,800円
/枚
1枚
ヌルコンDIYキット
駐車場1台分
17,000円
/kg
1セット
ヌルコンDIYキット
駐車場3台分〜
52,000円
/kg
1セット
オワコン袋タイプ(オワモル) 1,500円
/袋
1袋

「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。

※ 「当社旧製品(ドライテック)にお困りの方はお問い合わせください」

生コンデスクフォーム

材料注文は全てネットで完結。現場サポート「生コンビニ」では全国でCLSM(イワモルや残渣式流動化処理土)の供給網構築を目指している。

廃止管へポンプ車の配管接続

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CLSMによる廃止管充填は材料すら目にすることができない作業。

 

充填完了確認

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廃止管の入り口までCLSMが満たされていることを確認して記録として残す。

とても素晴らしい貢献なのに見えないだけで評価されないのは勿体無いです。せっかく貢献していることですからコンクリート産業はきちんと伝えていかなければなりません。

まさ固さん

生コンキャンプ(現場視察)は随時受付中

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なお、オープンイノベーション「生コンキャンプ」では随時施設や製造・施工現場の視察を受け付けている。CLSMの製造や施工に関心のある技術者の方々におかれましてはお気軽にお問い合わせください。生コン産業のマインドがアップデートされれば確実に資源循環・脱炭素といった現代の乾きを潤すことができると信じている。

イワモルくん、まさ固さん。今日はイマイチ一般に伝わりにくいCLSM(残渣式流動化処理土や「イワモル」)のご紹介ご苦労様っ。
「コンクリートをもっと身近に」
毎日毎日ブログや動画、SNSを撒き散らかしておりますが、少しは伝わるようになっていると自負しております。自分たちが携わる領域「コンクリート」ですから、シンデレラじゃあるまいし自らの力でその貢献を広げていきましょうっ。
オワッコーン‼︎

 宮本

 イワモルくん

ぉ、オワッコーン。。 ほぼほぼ毎日ゲストがいらっしゃって楽しい生コンキャンプですぞ。
ぉわっこーン!

まさ固さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士