2024/01/10
「下水への移行に伴い不要となった浄化槽は撤去せずにCLSMで充填・埋め戻ししましょう」
家周りのお困りごとにコンクリートからできること。CLSM(Controlled Low-Strength Material)はわが国ではイワモルや残渣式処理土などが流通している。今回は更新時期や下水への切り替えを迎えて不要となった浄化槽を充填・埋め戻して問題解決の様子。
浄化槽は撤去しないでCLSM充填
浄化槽の埋め戻しBefore
不要となった浄化槽はつまり地中空洞。将来の落盤を防止するために撤去、あるいはCLSMなどで充填・埋め戻しが必要となる。
浄化槽って何?
腐敗槽は、汚濁物質の沈殿除去と嫌気性細菌による分解を利用する簡易な生活排水の処理装置である。英語ではセプティック・タンクという。 腐敗槽はフランスで19世紀末に発明された排水処理技術で、東南アジアやアメリカ合衆国などのトイレが湿式の地域において簡易な汚水処理装置として普及している。 ウィキペディア
浄化槽撤去しないとどうなる?
CLSM(残渣式流動化処理土やイワモル)で埋め戻す
浄化槽の中身を清掃した上でCLSM(写真は残渣式流動化処理土)で内部を充填させることで将来にわたって浄化槽が瓦解し地盤沈下を起こすなどの懸念を払拭することができる。
ポンプ打設も便利CLSM
また、CLSMの施工はポンプ圧送などの工法も選択できる点は「オワコン」「オコシコン」など舗装コンクリートとは一線を画す。
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庭コンでできること
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単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オワコンの素(Y弾) | 10,000円 /1m3分 |
別 | 1袋 |
バルチップ | 5000円 /1袋 |
別 | 1袋 |
ドットコン型枠 (1枚あたり0.81m2) |
3,800円 /枚 |
別 | 1枚 |
ヌルコンDIYキット 駐車場1台分 |
17,000円 /kg |
別 | 1セット |
ヌルコンDIYキット 駐車場3台分〜 |
52,000円 /kg |
別 | 1セット |
オワコン袋タイプ(オワモル) | 1,500円 /袋 |
別 | 1袋 |
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・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
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「コンクリートをもっと身近に」
コンクリートで喜んでもらえる領域は実はとっても広いのに「伝える」情報発信を怠ってきたことで全然開拓できていないってのが正直なところさっ。だからガンガン発信していくよっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。