2024/05/27
「CNコンクリートにまみれて過ぎていった1週間」(週刊生コン 2024/05/27)
雨の長崎から始まった月曜日3本目のブログは前週を振り返る「週刊生コン」。ほぼ毎日CNコンクリートに関する出来事が起きた CNまみれな1週間となった。
CNコンクリート三昧な1週間
三島市の道端で普通に施工しているCNコンクリート
「社会実装」とは予算を湯水のように使って無理やり曲芸で設置するものではなく、一般の方々が意識するまでもなく目の端で当たり前のように見かけるようになることを指す。 #世界一有名な半島 伊豆半島ではそんな当たり前の光景としてのCNコンクリートが循環し始めている。
関連記事:【静岡】「静岡県東部地区(伊豆半島)では当たり前にCNコンクリートの製造・施工やってます」加和太建設
公道への施工が公開されました
伊豆半島の各セクターはCNコンクリートの実装に積極的だ。 こちらの行動は地元・三島市土木課による承認工事となっており、これを機に三島市や伊豆の国市らも含めた近隣市町(公共事業)でのCNコンクリート実装が始まる。
関連記事:【静岡】「CO2固定や脱炭素はあくまで結果であってそのこと自体を目的とするなかれ」
業界の内側から外側へ!
今はまだCNツーリズムは業界内の先進的な方々(木田組、JIC)が主な対象となっているが、出来上がったCNインフラはいつだって人々の往訪を拒まない。
関連記事:長年のお付き合い 【木田組】 さんとの生コンキャンプ今回はCNツーリズム編
打設の翌々日に大型車両が普通に通行しました
そんな普通のCNコンクリートの道路には完成翌々日にはこうして大型車両が普通に乗り入れている。ここから #世界一有名な半島 伊豆半島では比較的白いCNコンクリートが当たり前の光景となるはずだ。
関連記事:打設中1日でCNコンクリート舗装に大型車両が乗り入れちゃってましたが問題ありませんでした
加和太本社エントランスにはCN全部載せコンクリート
カーボンニュートラルコンクリート3つのアプローチ全てを実装しているコンクリートが加和太建設エントランスに採用。CNツーリズムの起点として三島駅新幹線口目の前でこれから世間の耳目を集めることになる。
関連記事:クリンカレス、残コン各種CCU、DACなどCNコンクリートの要件全てを備えたコンクリート打設
伊豆半島では地面のオーロラ見れるかも?
CNコンクリートでは特徴的に発生するスラグブルーと呼ばれる現象は結合材にセメントを用いず高炉スラグ微粉末を採用した場合に時折見られる現象。 伊豆半島では地面のオーロラとでもいうべきスラグブルーが見れるかも?
関連記事: 【スラグブルー】CNツーリズムの起点! 加和太建設新社屋のエントランスに突如現れたコンクリートのオーロラ
元祖CNコンクリート取違剛(鹿島)基調講演を浴びる
この人!元祖CNコンクリートといえば国際的に同分野をリードする鹿島の取違剛さん。改めて30分みっちりこのかたの技術やものづくりに対する姿勢にふれ宮本さんも心に火がつきました。
関連記事:革新的カーボンネガティブコンクリートの材料・施工技術及び品質評価技術の開発概要(日本材料学会第73期学術講演会)
CNコンクリートのご相談は「生コンビニ」から
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
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オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
※ 「当社旧製品(ドライテック)にお困りの方はお問い合わせください」
※ ヌルコンの表示価格はシーラーセットです。不要な場合はお申し付けください。
※「生コンポータル」「生コンビニ」(当サイト)では原則対象を個人事業主・法人として販売を行っており、 DIYer様からのお問い合わせといたしましても個人事業主・法人対象のサービスを提供いたします。
なお、個人様からのお買い求めは事前振り込みを原則とし、生コン車の拘束時間(30分以内、超過する場合は所定の位置に荷下ろし) 他をご理解いただいた上でのサービス提供とします。
生コンデスクフォーム
今やCNコンクリートなど先端コンクリートの相談や注文は全てWEBで完結するようになっている。
「コンクリートをもっと身近に」
材料学会で基調講演を行った取違さんや、実装を見せつけた大阪兵庫コンクリート工業組合の船尾さんなど、このところ「本物」が業界をリードし始めようとしています。同世代の宮本さんとしても実に刺激的ですっ。 ここからもみんなと信じる場所へ全力疾走、資源循環やカーボンリサイクルをしっかりと達成する様子をきちんと「伝える」情報発信していきたいと思いますっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。