2024/01/12
「次回実践時のアップデート内容と施工費用の見通し」木下義昭(玉名市)
熊本県玉名市職員の木下義昭さんから明るいお知らせがHAYN隊(細田暁と愉快な仲間たち)に寄せられた。すでに先行して民間で「バズ」中の防草・排水対策コンクリート「オワコン」はなんと公共事業にあってもコスト削減に役に立つ可能性が示された。
公共事業「オワコン」で価格が抑えられる
HAYN隊に共有された報告
まだ、公式に発表できる段階ではない、とはしているものの、普段から公共事業の積算(歩掛かり)を取り扱っているプロフェッショナルからのこの知らせは少子高齢化が深刻化する現代にあって確かな光となる。
熊本県玉名市の木下義昭さんのプレゼン
施工費用の見通し他について。20240111_施工後の報告その2.pdf
前回の「オワコン」現場実装は大成功
ブログ3本にわたって報告された玉名市が管理する残地雑草対策に採用された「オワコン」はまさに大成功となった。
関連記事:人口減少や超高齢化にあって新しい施設管理 「残コン」と里道や残地の「防草」「排水」をつなげる実験が始まってます #3
法面の張りコン「オワコン」の改善提案
アジテータ車の拘束時間、型枠の省略、すき取り厚縮小(発生残土の圧縮)など、現場を知っているからこそ生まれるパートナー企業らへの配慮はさすが現場・現実・現物を至上であり市場と心得る木下義昭流。
「残コン」じゃなくて「生コン」でも「安い」
なお、人手不足が深刻な現代にあって施工人員を7名から3名に減らすのみならず時短を考え合わせると残コンでなく普通のコンクリートに「オワコンの素(Y弾)」の費用を追加したとしても全体では25,000円もコストカットが実現できた、という試算がまとめられた。
「庭コン」by「生コンビニ」
庭コンでできること
お住まいの近くの施工業者をご紹介します。実績のある施工業者がいない場合、お探しいたします。
実際に当社製品を施工したことのない施工業者さんへ見学会も兼ねた施工方法やお見積りのサポートも実施しています。
施工経験豊富な直営業者・スタッフによる施工を見学会としてご案内もしています。
施工店が見つからず、未経験の工事業者・職人に注文する場合であっても、お見積りや納品・無料現場立会など、【生コンビニ】による支援を行っているので安心しておまかせいただけます。
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オワコンの素(Y弾) | 10,000円 /1m3分 |
別 | 1袋 |
バルチップ | 5000円 /1袋 |
別 | 1袋 |
ドットコン型枠 (1枚あたり0.81m2) |
3,800円 /枚 |
別 | 1枚 |
ヌルコンDIYキット 駐車場1台分 |
17,000円 /kg |
別 | 1セット |
ヌルコンDIYキット 駐車場3台分〜 |
52,000円 /kg |
別 | 1セット |
オワコン袋タイプ(オワモル) | 1,500円 /袋 |
別 | 1袋 |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
生コンデスクフォーム
生コンポータルの無料紹介「庭コン」 by 現場サポート「生コンビニ」 は 現場至上主義を徹底している。
「コンクリートをもっと身近に」
これって、本当に素晴らしいことなんだ。そもそも原材料は「生コン」ではなく「残コン」を想定していたってのに、わざわざ製造した「生コン」であったとしても総額で安くなるってんだから、すごいよね。神ってるね。木下義昭さんは神ってるよねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。