2024/01/23
「マンホール(人孔)の固定に生コンクリートを採用なんてオワコンですぞ」
CLSM(残渣式流動化処理土や 「イワモル」)は一般には馴染みの薄い地下構造物など人目につかないところで活躍するマテリアル。 生コンポータルの「オワコン」「オコシコン」も常に人目につきにくい場所で活躍するからこそ「伝える」情報発信で「コンクリートをもっと身近に」
製造:伊豆中央コンクリート、施工:菅沼建設
地中の頼れるCLSMご紹介
マンホール固定CLSM
一般にはなんのこっちゃわからないこうした光景の舞台裏で活躍・採用されるCLSM Before。
目的はマンホール固定
立坑は地下に設置されてある配管に接続されるマンホールを設置するためにゆとりを持って掘削される。そのため隙間が生じてしまう。その隙間を固定するためにCLSM(今回は残渣式流動化処理土)が採用された。
飛散防止のための養生
通常の生コンや、「オワコン」「オコシコン」と異なりCLSMは高い流動性を有しているため、サニーホースやブルーシートなどで厳重に飛散防止が行われる。
CLSMも「生コンビニ」から
泥水のように流れ入るCLSMの強度は周辺地盤程度以上しか発現しないため仮にその後解体撤去をする際にも通常の重機で掘削可能。これは通常のコンクリートには期待できない性能であり、かつCLSMはセメント量から比較的安価に現場に届く。
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オワコンの素(Y弾) | 10,000円 /1m3分 |
別 | 1袋 |
バルチップ | 5000円 /1袋 |
別 | 1袋 |
ドットコン型枠 (1枚あたり0.81m2) |
3,800円 /枚 |
別 | 1枚 |
ヌルコンDIYキット 駐車場1台分 |
17,000円 /kg |
別 | 1セット |
ヌルコンDIYキット 駐車場3台分〜 |
52,000円 /kg |
別 | 1セット |
オワコン袋タイプ(オワモル) | 1,500円 /袋 |
別 | 1袋 |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
生コンデスクフォーム
CLSM(「 イワモル」)なら日本中の生コン工場で製造可能。 生コンビニ(上段)では各地で求められるCLSMの現場と生コン工場のマッチングを行なっている。
法人のご注文も「庭コン」で
通常、地中の問題は地方公共団体などの発注機関が監督し発注を行うが、浄化槽の埋め戻しなど一般法人からも注文が寄せられる場合がある。
庭コンでできること
お住まいの近くの施工業者をご紹介します。実績のある施工業者がいない場合、お探しいたします。
実際に当社製品を施工したことのない施工業者さんへ見学会も兼ねた施工方法やお見積りのサポートも実施しています。
施工経験豊富な直営業者・スタッフによる施工を見学会としてご案内もしています。
施工店が見つからず、未経験の工事業者・職人に注文する場合であっても、お見積りや納品・無料現場立会など、【生コンビニ】による支援を行っているので安心しておまかせいただけます。
個人のみならず法人もCLSMの施工対応可能な業者さんに簡単アクセスが「庭コン」。
また、「生コンキャンプ」では日夜全国の製造・施工関係者らとの交流による技術開発が進んでいる。
「コンクリートをもっと身近に」
そんなわけで、今日もそんなコンクリの貢献を一人でも多くの方に知ってもらう活動が続くんだっ。楽しむよっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。