長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2024/02/17

隔壁や土留め、重石に便利な残コンブロックは【生コンビニ】でも全国流通しています

隔壁や土留め、重石に便利な残コンブロックは【生コンビニ】でも全国流通しています

知る人ぞ知る便利アイテム「残コンブロック」は隔壁や土留め、重石などの用途で建設業・農業に従事する方々に愛されています。原材料は生コン工場にとっての困りごと残コンだから安い。そんな残コンブロックの作り方を紹介。



古くて新しい残コンブロック製造

 残コン女の子

本日は残コンリサイクルのド定番として知られる残コンブロックの作り方をご紹介しまっす。 先端技術ではCCUなどとしての高度利用も議論されています「残コン」の古くて新しい活用方法となりますー。。

残コンブロック型枠(BETON BLOCK)

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こちら、BETON BLOCKと呼ばれる残コンブロック作成用の型枠トップブランド。

日本では泰慶生コンの関連会社泰徳が輸入元

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なお、BETON BLOCKの輸入元は「みんなにいい顔」でお馴染み石原功士(こうじ)が日本での流通を開いた。代表取締役就任の記念に今回は残コンブロックの作り方をじっくり紹介。

残コン投入

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棒形振動機を用いてジャンカなど充填不足の生じないように工夫しているのはとても丁寧。

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天端ピッタリあるいは多少凹んだ高さで仕上げが鉄則。

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コテで表面を簡単に均せば作業はおしまい。

残コンブロック完成

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残コン処理の中でもとりわけシンプルな残コンブロックにかかる作業は打設と翌日以降硬化してからの脱型となる。元が現場で不要となって戻ってくる「残コン」が原材料であることからも比較的安価に流通しているのが特徴。

残コンブロックも「生コンビニ」から

現場サポート「生コンビニ」
単価送料最低
注文数量
オワコン 30,000円~
/m3
0.5m3
オコシコン 40,000円~
/m3
0.5m3
まさ固イワモル 20,000円~
/m3
0.5m3
生コンクリート 25,000円~
/m3
0.5m3
残コンブロック 12,000円~
/個
1個
オワコンの素(Y弾) 10,000円
/1m3分
1袋
バルチップ 5000円
/1袋
1袋
ドットコン型枠
(1枚あたり0.81m2)
お問い合わせ下さい 1枚
ヌルコンDIYキット
駐車場1台分
17,000円
/kg
1セット
ヌルコンDIYキット
駐車場3台分〜
52,000円
/kg
1セット
オワコン袋タイプ(オワモル) 1,500円
/袋
1袋

「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。

※ 「当社旧製品(ドライテック)にお困りの方はお問い合わせください」

生コンデスクフォーム

なお、残コンブロックのお買い求め(主要顧客は建設業や農業の方々)は生コンビニからWEBで注文可能。日本中の生コン工場で製造している残コンブロックはそれぞれの現場に届けられている。

シンプルが一番だぜ。 インターネットや連携を通じて全国流通を構築しいつでもどこでも手に入るようになればもっと身近になっていくはずだ。

 残コン姐さん

生コンキャンプでできること

でできること

設備見学、工場見学は
随時受け付けております。

下記申込みボタンから
お申込みください。

参加申込みをする

技術開発プロジェクトへの
参加申し込みは

下記よりお申込みください。

nagaoka-rmc@yr.tnc.me.jp

なお、生コンキャンプではコンクリートに携わる実務家や研究者らが交流し残コンブロックをはじめ各種コンクリートソリューションの開発に携わっている。

残コンさん、残コン姐さん。 今日は古くて新しい残コンブロックのご紹介ご苦労様でしたっ。
「コンクリートをもっと身近に」
流通を開くにはまず「知ってもらう」ことが重要。 そして、供給できる方々との連携が続いて必要になる。 そして、僕たちができることは「伝える」情報発信を地道に継続することだねっ。
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ??。。 インターネットを駆使した流通が本格的に進んでいまっす。
残コン‼︎ オワッコーン‼︎

 残コン姐さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士