雪国から届いた透水性コンクリートと凍結や積雪との関係性。 「空隙の中で水が凍結・膨張してコンクリがダメになる」などの指摘をSNSのコメ欄などに書き散らかしている恥晒しの皆さんがいらっしゃるが、透水性コンクリートこそ雪国でその真価を発揮する。

透水性コンクリートは雪国こそ真価を発揮

「ドットコン」消雪やってみた

本日雪が降ったのでドットコンと消雪の確認をしました。

結果は悪くないとは思いますが、まだ確認が必要です。

1.ドットコンは通常通り施工
2.ドットコンの穴のなかに再生砕石を充填
3.充填後ハンマーで転圧、水道で水攻め
4.積雪3センチ時に水中ポンプで放水

（ドットコン施工パートナー梅木さんからの共有）

水攻め「ドットコン」

見る見るとけて穴から路盤・地盤に流下する水。

やっぱり「ドットコン」消雪に強い

通常の土間コンであればとけた水は行き場を失いそのまま路面凍結。それに比べれば「ドットコン」は直ちに抜けて路面滞水しないので凍結の恐れもない。

プロの「ドットコン」消雪レポート

結果として感じたこと。

1.今回消雪水を水中ポンプで放水したため通常の消雪パイプと水量が異なるのでもう少し検証が必要
2.再生砕石での穴埋めが思いの外考えていた事に近かったのが、今後の実用性を考えると意図的に浸透を調整することが出来るかが課題（材料？方法？）
3.細かい泥などで目が詰まってきた場合の対策（水道水で洗浄して細かい泥を洗い流せるか？）

など他にも検証を必要とすることがあると感じました。

水がたまらないドットコンに水を流して消雪をするという相反する事を行いたいと思っていますので、良きアドバイスがあれば助かりますのでよろしくお願いします。

さすがプロの指摘。南国育ちだからかもしれないが宮本さんですらちょっとわからないくらい専門的な考察を行なっている。

雪国「オコシコン」も活躍！

なお、「オコシコン」（や「オワコン」）も「ドットコン」同様に消雪直後に雪解け水はザルのように水をがぶ飲みしちゃうので雪国でも安心。 動画はよくある指摘「凍結・膨張によるコンクリートの破壊」なんてことが起きない、ということの証拠。

「庭コン」by「生コンビニ」で

「ドットコン」や「オコシコン」「オワコン」など雪国で真価を発揮する透水性コンクリートのご用命は無料紹介「庭コン」から簡単アクセスできる業者さんが便利。

生コンデスクフォーム

みなさん、上げ膳据え膳の現場サポート「生コンビニ」の利用者だから安心。

作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値（富）を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before：従来、建設現場で余剰となった生コンクリート（残コン）の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After：一方、残コンステーションを実装した地域（生コン組合）では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU（Carbon Capture Utilization）材料としても脱炭素コンクリート（CNコンクリート）に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。