2024/03/16
【静岡】「公共事業の雑草メンテナンス材料は 【オワコン】 だけではありません」
静岡県伊豆の国市。市が管理する官地の雑草押さえに採用された「まさ固」(イワモル)はCLSMとして現在様々な研究機関や生コン工場らの手によって進化し続けている。
草おさえ「まさ固」(イワモル)は最強
まさ固(イワモル)はCLSM
これが、まさ固(イワモル)。埋め戻しとして開発されたCLSM(Controlled Low-Strength Material)は路傍の雑草押さえなどにも用いることができる。
イワモルの配合:製造工場向け
イワモル配合 | BFS | W | RG S | AD | air | 合計 | |
容量 | ℓ | 17 | 250 | 733 | - | - | 1000 |
質量 | kg | 50 | 250 | 1488 | - | - | 1788 |
なお、配合はこの通りWEBに公開されている。BFSは高炉スラグ微粉末のこと。コンクリート従事者ならお分かりのように、50kg/m3しか結合材を用いていない。なお、OPC(普通ポルトランドセメント)に比べてBFSの方が強度が増進することがわかっている。
やることないボ〜ッと眺めてるだけ
恐るべしまさ固(イワモル)脅威の施工性。ご覧の通り水のように流れていくだけだから作業員不在のゼロマンオペレーションで雑草押さえが終わっちゃう。最強。
品質管理もバッチリ
なお、まさ固はCLSM「イワモル」として横浜国立大学細田暁研究室ほかとの共同研究が進んでいる。目標はいずれの生コン工場でも製造可能なCLSMになること。
翌日のまさ固(イワモル)
こちら、翌日のまさ固。
驚くべきことに翌日には多少のあとは残るものの歩行が可能。 なお、強度は周辺地盤程度までにしか発現しないので撤去もコンクリートに比べて楽チン。撤去のことまでも考えている雑草押さえまさ固(イワモル)も「庭コン」by「生コンビニ」から。
まさ固も「庭コン」by「生コンビニ」
庭コンでできること
お住まいの近くの施工業者をご紹介します。実績のある施工業者がいない場合、お探しいたします。
実際に当社製品を施工したことのない施工業者さんへ見学会も兼ねた施工方法やお見積りのサポートも実施しています。
施工経験豊富な直営業者・スタッフによる施工を見学会としてご案内もしています。
施工店が見つからず、未経験の工事業者・職人に注文する場合であっても、お見積りや納品・無料現場立会など、【生コンビニ】による支援を行っているので安心しておまかせいただけます。
そんなまさ固も「庭コン」から相談可能。
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
残コンブロック | 12,000円~ /個 |
込 | 1個 |
オワコンの素(Y弾) | 10,000円 /1m3分 |
別 | 1袋 |
バルチップ | 5000円 /1袋 |
別 | 1袋 |
ドットコン型枠 (1枚あたり0.81m2) |
お問い合わせ下さい | 別 | 1枚 |
ヌルコンDIYキット 駐車場1台分 |
17,000円 /kg |
別 | 1セット |
ヌルコンDIYキット 駐車場3台分〜 |
52,000円 /kg |
別 | 1セット |
オワコン袋タイプ(オワモル) | 1,500円 /袋 |
別 | 1袋 |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
生コンデスクフォーム
材料は上げ膳据え膳の現場サポート「生コンビニ」から WEB注文可能。
「コンクリートをもっと身近に」
コンクリって公共事業とか大規模プロジェクトでしか流通してこなかったからいまいちその貢献が知られていないけど、「伝える」日々ブログや動画を発信するなどして少しでも知ってもらう努力をするとその貢献の幅が広がるはずだよねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。