佐賀県。ドットコンは、数ある透水性コンクリートの中でも唯一土間コン表面独特の質感をとどめている。植栽ますを兼ねたり化粧砂利を入れてみたり。色々とアレンジができて楽しいのも末妹「ドットコン」の強み。

土間コン表面の質感をとどめる唯一の透水系

ドットコンの駐車場

手前から車道・歩道・駐車場。駐車場に採用されたのは今をときめく透水系コンクリート「ドットコン」。

穴ボコにおしゃれ砂利

よく指摘される穴ボコの段差問題については写真のようにおしゃれな砂利を敷き詰めるなどでおしゃれに対応。

植栽ますにもなっちゃった

化粧砂利でおしゃれにするのみならず、植栽ますとしてドットコンの穴ボコを利用する素敵な提案もされている。雑草は生えないけど、植栽は気持ちよく生育するのは「オワコン」と一緒。

裏から見るとこんな感じ

裏から見るとこんな感じ。つまり、単純に穴が空いてるから水が抜けていく、地球に蓋しないってこと。

透水三姉妹・選ぶのは顧客

なお、生コンポータルでは他社品（ドットコン）も含めて数ある透水性コンクリートや特殊コンクリートの紹介を行なっている。至言「唯一絶対の評価者は市場と顧客」に従った経営方針となっている。

末妹「ドットコン」

ブランドリリース順から行って末妹に当たるのがこちら「ドットコン」。水を通しつつも土間コン表面の質感をとどめる唯一の透水性コンクリート。

次女「オコシコン」

我が国では40年以上の歴史を数えるポーラスコンクリートの一が「オコシコン」。おこし状の構造だからその空隙を水が伝って浸透していく。

長女「オワコン」

ふざけた名前でも売れる圧倒的コスパで防草・排水界隈を震撼させている造粒ポーラスコンクリート「オワコン」はモルタル団子のポーラス構造であることから透水に加えて「保水」も特徴としている。

いずれも「庭コン」by「生コンビニ」から

いずれの透水性コンクリートも「庭コン」by「生コンビニ」から。

生コンデスクフォーム

現場の施工者さんたちは上げ膳据え膳の現場サポート「生コンビニ」にしっかり支えられているから安心。

作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値（富）を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before：従来、建設現場で余剰となった生コンクリート（残コン）の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After：一方、残コンステーションを実装した地域（生コン組合）では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU（Carbon Capture Utilization）材料としても脱炭素コンクリート（CNコンクリート）に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。