2024/05/02
現場試験で【余った】生コンをそのままその場で砕石化するお薬【救急ば粉】
生コンキャンプ・JOISにおける交流はITやAIを活用していつだって誰だって技術開発に参画できるオープンプラットフォームとなっている。コンクリートに携わる誰もが招かれ必要とされる安心な場所生コンキャンプ・JOISの実験「救急バ粉」のご紹介。
現場試験の【困った】を解決【救急バ粉】ご紹介
【実験】救急バ粉(きゅうきゅうばこ)
こちら白石建設の試験室で行われた実験は現場試験などで一輪車に余った生コン(よく「ごめん、捨てる場所ないから持って帰って」って言われるやつ)をその場で処理(砕石状に改質)する実験。
スプーン4〜5杯かき混ぜるだけ
シャバシャバと流動性のある生コンクリートが次第にお薬の作用でサクサクに。なお、先行して市場に流通している材料「セルドロン」はかさ容積で言えば生コンと同じくらいの量が必要で嵩張り現場の人たちの作業も大変だがゼッタイに売れる。
関連記事:数ある残コン造粒材の中で 【セルドロン】 はゼッタイに売れる 【6つ】 の理由
あっという間に砂利のようにサクサク
華奢な女性(りんちゃん)が一人で作業してこうなった。なお、先行して流通している「セルドロン」は作業中もくもくと粉塵が舞い散り作業員の健康被害や粉塵爆発などが懸念されているがゼッタイに売れる。
サンコンさんも絶賛
武南さん
最近現場試験が多くてりんちゃんとか華奢な子が苦労しないよう現場でこっそり処理する救急箱です(※白石建設さんの職員さんの多くは女性)
サンコンさん
いい案ですね!
捨てるところないから、持って帰ってと言われたこと何回もあります。
一輪車一人で担いで軽トラの荷台に上げて、カーブでひっくり返してました笑
こちら、白石建設武南さんからの「救急ば粉」構想を絶賛した大阪兵庫技術のフロントパーソン「サンコンさん」こと船尾さんのコメント。
販売は「生コンビニ」by JOIS を予定してます
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
残コンブロック | 12,000円~ /個 |
込 | 1個 |
オワコンの素(Y弾) | 10,000円 /1m3分 |
別 | 1袋 |
バルチップ | 5000円 /1袋 |
別 | 1袋 |
ドットコン型枠 (1枚あたり0.81m2) |
お問い合わせ下さい | 別 | 1枚 |
ヌルコンDIYキット 駐車場1台分 |
17,000円 /kg |
別 | 1セット |
ヌルコンDIYキット 駐車場3台分〜 |
52,000円 /kg |
別 | 1セット |
オワコン袋タイプ(オワモル) | 1,500円 /袋 |
別 | 1袋 |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
現場サポート「生コンビニ」ではプロ(法人・個人事業主)向けにプロダクトやソリューションを販売しています。スマホに入れときゃとっても安心 【JOIS】 はコンクリートのオンラインサロン
みんなも開発に参加しよう!(生コンキャンプ・JOIS)
なお、今回白石建設さんで行われたような実験はJOISを通じて誰でも好きなタイミングで実践されており直ちにJOIS(オンラインサロン)で共有されていく。1WAYではなく双方向の創発型技術開発がJOIS(Japan Out-of Industrial Standard)の特徴。
「コンクリートをもっと身近に」
そんなわけで、現場の努力を埋させることなくきちんと「伝える」ことで僕たちコンクリート産業の貢献の領域を自ら広げていきましょうっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。