「オワコン」次なるターゲットは「コンクリートなのに土の温かみが楽しめる」防草・排水「オワコン」の開発。 で、あっという間にできちゃいました。値段はまだ決まってませんがもし興味があったらお問い合わせください。

次なる「オワコン」はアースカラーまるっきり土

「オワコン」次のステップへ（白石建設）

ここは岡山県岡山市で操業する生コン業白石建設の試験室では日夜技術開発が活発に行われている。こちらはみなさんご存知「オワコン」（造粒ポーラスコンクリート）の試験の様子だが今回はそのオワコンをさらに酸化鉄を用いて着色するという取り組みが行われている。

「オワコンの素」＋酸化鉄 を添加

小さじ数杯（！）を添加して練り混ぜる。

茶色くパラッパらな「オワコン」出来上がり

酸化鉄はコンクリートを着色する作用がありカラーコンクリートなどで汎用化されている。で、特筆すべきはその化学反応によりもたらされる「色」であって、コンクリートが人工物的で無機質で冷たいみたいなイメージから敬遠される方にはコンクリートなのに「土の温かみ」的な提案が期待される。

施工性はまるっきり「オワコン」

こちら排出された「オワコン」アースカラータイプ。正常はまさしく「オワコン」のそれ。施工性になんらの影響も及ぼさなさそうだ。

これからは色も選べる？「オワコン」で防草・排水

大きい粒と小さな粒にふるい分けたアースカラー「オワコン」はまるっきり土にしか見えない。これをそのまま敷き詰めれば土なのにコンクリだからガッチガチに固まって雑草生えない、コンクリートだけど水をがぶ飲みするから排水困らない駐車場の出来上がり。

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作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値（富）を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before：従来、建設現場で余剰となった生コンクリート（残コン）の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After：一方、残コンステーションを実装した地域（生コン組合）では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU（Carbon Capture Utilization）材料としても脱炭素コンクリート（CNコンクリート）に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。