敷地内から水が流出して起きる、転倒やトラブルのリスクを解決

更新日:2022年 06月 3日

敷地内から水が流出して起きる、転倒やトラブルのリスクを解決


雨や洗車などで発生する敷地内の水。

敷地内に設置された排水設備によって適切に排水されていきます。

しかし、この排水設備がしっかり設置されていない場合、敷地内で水が溜まってしまったり、敷地外に流れ出て近隣近所とのトラブルの原因になってしまうことも。

お庭や駐車場に水たまりができやすかったり、上手く水が排水されていないのを見つけた場合、できるだけ早いうちに対策を取る必要があります。

そこで今回は、敷地内から水が流出して起きてしまうトラブルの一例やDIYでも排水対策が行えるオワコンについてご紹介します。



敷地内から水が流出して起こり得るトラブル

 

まず、家の敷地内で水が溜まってしまう一番の原因を知っているでしょうか?

これは水勾配と呼ばれる、水を計画的に排水させる傾斜がついていないことです。

平坦な地面に雨が降ると、雨水は流されること無くその場に留まってしまいます。

水勾配が付いていると、雨水は傾きが付いた高い方から低い方に流されていき、留まることなく排水されていくのです。

水勾配によって誘導された雨水などは排水設備に流れ着き、敷地外に流れ出ること無く上手く排水されていきます。



しかし、排水設備がきちんとした箇所に設置をされていなかったり、無計画な水勾配が付いていると、雨水は敷地外の道路や隣家に流れ出てしまうのです。

もし、敷地外に雨水や洗車水が流れ出てしまうと様々なトラブルに繋がってしまう恐れがあります。



流出した水が凍ってミニバイクが転倒!あわや大怪我

 

寒く凍結が起こりやすい地域で道路に水が流出してしまうと、日中は問題なくとも夜間に水が凍ってしまう恐れがあります。

その凍った道路の上を走ると滑ってしまい、転倒に繋がってしまうのです。


実際に、道路に流出した水が夜間に凍ってしまい、その上を走ったミニバイクが転倒してしまった事例があります。

幸い、速度が出ていなかったので怪我などはありませんでしたが、速度が出ていたり、車がスリップしてしまうと大事故に繋がってしまう恐れがあるでしょう。

もちろん、人が上を歩いても転んでしまう恐れがあるため、凍結が起こりやすい地域の場合には注意が必要です。

 

洗車の泡が隣地に流れ込んでトラブル

 

隣地との間には通常壁などの境界がありますが、分譲地や駐車スペースでは壁を設けていない場合もあります。

地面が直接繋がっていることから、洗車をした際に発生する泡や汚れた水が流出してしまう恐れがあるのです。

隣近所の人がそれを見つけると当然「おたくの家から泡や汚水が流れて生きているけど!?」とクレームが入りトラブルになることも。

この排水の問題を解決せず、頻繁に隣地に泡や洗車水を流し続けると法律での解決という事態に発展することも十分あるのです。



雨水や洗車水を流出させないための対策

 

道路や隣地に水が流出しないための対策としては、排水設備および水勾配の適切な設定が必要となります。

排水設備としては雨水を集めて流せる側溝や集水桝、水勾配が流出してしまう方向に設定されている場合にはコンクリートなどを舗装し排水設備に向かって流す設定にすることで、対策を取ることができるのです。


しかし、排水設備は敷地内が狭い場合には設置できなかったり、水勾配を付けるためのコンクリート舗装と合わせると、それなりの費用が必要になってしまいます。

そこで庭コンがおすすめする敷地内から水が流出しないよう、DIYでも対策が行える方法として 造粒ポーラスコンクリート オワコンの施工があります。

 

オワコンは排水設備と水勾配不要で流出対策ができます

造粒ポーラスコンクリート オワコンは水を透水させることができるコンクリートです。

透水と聞いただけではイメージしにくいかもしれませんので、下記動画をご覧ください。

 

オワコンの上から水を落とした動画となります。

水はオワコン表面から内部に飲み込まれていき、下へと透水されていく様子がわかるかと思います。


これは、オワコン内部にある無数の隙間(ポーラス構造)を水が流れることによって、オワコンに落ちた水が表面から下に流されているのです。

オワコンを地面の上に施工すると、水は表面を伝うこと無く下部に流されていき、最終的に地面に到達して吸収されていくのです。

そのため、オワコンを施工すると水勾配を付ける必要が無く、排水設備がなくとも地面に水を流すことができるのです。


雨が降ってもオワコン表面を雨水が伝って流出せず、洗車をしても洗車水や泡はその場で透水されていきます。

(災害レベルの雨量となった場合には、地面の浸透力を超えて雨水が溜ってしまいオーバーフローしてしまう恐れがあります。)

 

オワコンはDIYで施工することができます

 

今回紹介しているオワコン、実はDIYでも施工することができます。

生コンクリートのDIYと聞くと、少し難しく感じるかもしれませんが、オワコンならDIY初心者でも施工をすることができるのです。

施工方法は非常に簡素されており「小運搬→均し→仕上げ」で施工することができます。

運ばれてきたオワコンは現場に運び、トンボやレーキで平らに均し、上から踏み固めることで仕上げられます。

ちなみに、オワコンは敷地内の水の流出だけではなく、水たまりやぬかるみ、雑草が生えてこないように対策を取ることもできるため、現在注目を集めているコンクリートです。

下記ページにてオワコンの詳細を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。

 

⇒家周りの雑草・水たまり・ぬかるみから解放できるオワコン



トラブル発生前の事前対策が大切

今回は敷地内から水が流出して発生してしまうトラブルと対処法を紹介しました。

排水設備や水勾配がきちんと設置されていないことから敷地外への水流出が起き、様々なトラブルに発生してしまう恐れがあります。

その対策として非常に有効的なのが造粒ポーラスコンクリート オワコンです。

特に水の流出は近所への影響やトラブルに繋がりやすいため、事前に対策を行っておくことが重要です。

気付いてからでは隣家に不快な思いをさせてしまうこともあるため、今一度自宅の敷地内から水が流出しそうな箇所や痕跡が無いかを確認してみましょう。



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