岩手県。よくある質問「雪国ではオワコンなど透水性コンクリートは向かないんですか？」に対しての答えともなる、シリーズ「オワコン、あれから。」では製品のリアルな現在の様子をお伝えすることで購入の敷居を下げている。

人目に触れる触れないところ「オワコン、あれから。」

駐車場「オワコン、あれから。」

シリーズ「オワコン、あれから。」では現場立会で赴いた地域（今回は岩手）で以前納品された製品の今を追いかけることで「いいところも、悪いとこも。」全部お伝えする誠実を旨としたコンテンツ。

硬いスポンジ「オワコン」の特徴

陰のラインに沿ってくっきりと右手は湿り気を帯びており左手は白く乾いていることがわかる。「オワコン」は「オコシコン」に比べるとその保水性が特徴の製品と言って良い。

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隣地境界部に多少の骨材剥離

隣地境界部（すみっこ、端部）には多少骨材剥離が見られる。施工中の乾燥、または供用中の過荷重などがその原因。教養には特別問題とはならない。オコシコンの旧製品（ドライテック）で見られたような「砂利のようになってしまっている」というような問題は生じていない。

その証拠にこちらの端部には骨材剥離はほとんど見られない。基本的に「オワコン」は施工が簡易であるため施工中の乾燥が生じにくくよって骨材剥離などの発生が抑制される。

駐車場裏手砂利敷きとの境界部分

「オワコン」に限らず、コンクリート全般的に角となっている部分は弱いため「オワコン」でも多少の骨材剥離（欠け）が生じている。防止策は面ごてを当てる（テーパーをつける）などがあるが、意匠性との兼ね合いもあるのでケースバイケース。

裏庭の「オワコン、あれから。」

普段人目に触れない裏庭に「オワコン」を採用する理由は1にも2にも「防草」となっている。また、砂利の場合散逸したり凹んだり猫が糞をしにやってくるなどが懸念されることもあるためその解消法としても有益。

お買い求めは「庭コン」から

こちら、雪国ならではの室外機の設置方法。「オワコン」の施工もさぞやりやすかったろう。

なお、無料紹介「庭コン」では仮に業者さんが未経験であったとしても、見積もりから材料手配、納品まで強力にバックアップ（「生コンビニ」）しているから安心。

作者・宮本充也