2年足らずで民間工事において圧倒的な施工実績を見せつけた防草・排水コンクリート「オワコン」はいよいよ公共工事（公営住宅や里道/残地など）における採用が本格化している。少子高齢化が深刻化する我が国でコンクリート産業にとっては新しい市場「雑草」を根本的に解決する方法について。

公営住宅の衛生問題（害虫/健康/防犯ほか）の解決策

公営住宅の深刻な雑草問題Before

こちら、「オワコン」Before。こんな光景いくらでも見かけることができるほどだがその一つ一つの住まい手や管理者にとっては毎年厄介な問題。なお、少子高齢化など担い手が不足するなど年々その問題は深刻化し続ける。

ジメジメ草が生い茂っているのは害虫の大好物

雑草は害虫にとって餌場であり、そして隠れるスペースでもあります。
害虫の種類によって被害は異なりますが、なかにはマダニのように重篤な病気の感染源となる害虫が繁殖する場合があります。
また、発生した害虫を餌にする害獣も引き寄せられるおそれがあります。

（引用：草刈りは定期的に！雑草放置が引き起こす数々のトラブル一覧 ）

雑草は害虫の発生のほか、健康被害や防犯・防災の阻害などが問題視されている。また、改正空き家法などでも衛生上の問題が指摘されるなど、少子高齢化が進む我が国では年々深刻な問題に発展している。

草刈りの翌週から繁茂する雑草

こちら次回「オワコン」納品が予定されている駐輪場周辺の敷地。写真の冬場と違って夏になれば刈った先から生え始める逞しさも雑草の特徴であることから、春を迎える前の対策が必須。

防草シートは根本的対策にはならない？

同公営住宅で比較検証としても採用されている防草シートは石油製品（有機物）であることから破損や紫外線劣化など効果は限定的ということが知られている。

当店でラインナップしている防草シートは、耐用年数が8年や10年と長く優秀な防草シートですが、いずれは劣化し新しい防草シートを敷き直さなくてはいけない時が来ます。防草シートは自然に分解はしないので、役目が終わった防草シートは最終的に処分が必要になります。（引用：防草シート.com）

防草「オワコン、最強なんだよね。」

民間工事で短期間（たった2年ちょっと）で圧倒的な施工実績を数える「オワコン」はいよいよ公共工事（写真は公営住宅）での採用が本格化している。これまでに、熊本県や福井県、静岡県、神奈川といったエリアで公共事業に採用を記録している。まだ歴史の浅い「オワコン」が広く求められる最大の理由は「コンクリート（無機質）であること」。ガラスや陶器のように変性しない、つまりその性能は高耐久（恒久的）であることが理由。

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作者・宮本充也